日本M&Aセンターの中途面接を受けるMRが知っておきたい3つのこと

MRが異業種転職をする時、日本M&Aセンターを転職先の候補として考えるMRは多い。なぜなら、日本M&AセンターはMRの給料水準を維持できる、数少ない企業の1社であるからである。そして、日本M&Aセンターは調剤薬局、病院の経営者を顧客とするビジネスであるので、医療関係者を顧客にするMRにとってこれまでのキャリアを活かすことが可能な職種である。

しかしながら、日本M&Aセンターの中途面接の難易度は高い。正確には、MRに対する採用基準が最近非常に高くなったことを理解して中途面接に臨む必要がある。なぜなら、日本M&Aセンターに転職したMRが1年以内に辞職する事例が多発したり、MR経験者が日本M&Aセンターの管理職になったり、つまりは優秀なMRかどうかを見抜ける力を日本M&Aセンターが培ってきたのである。

以上の背景より、MRが日本M&Aセンターの中途面接を受ける前には入念な準備、マインドセットが必要である。入念な準備については下記に日本M&Aセンターの選考フロー、筆記試験・エントリーシートの内容、面接の内容を記載するので参考にして欲しい。

一方で、マインドセットについてはMR自身の問題である。なぜ、給料が高くて福利厚生も充実していて労働時間の短いMRを辞めてまで、一時的に給料の下がる福利厚生が悪い激務の日本M&Aセンターへ転職したいのか?この問いに対して本音で答えることができない限り、MRから日本M&Aセンターへの転職は絶対に失敗するので辞めるべきである。この問いに対して、本音を答えることができたMRは下記の日本M&Aセンターの中途面接に関する情報を参照して欲しい。

日本M&Aセンターの転職面接の選考フロー


エントリーシート(履歴書・職務経歴書)→1次面接(人事)→WEBテスト(適性検査eF-1G)→2次面接(部長)→3次面接(役員)→内定

日本M&Aセンターの転職面接の場所


東京本社:東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング24階

日本M&Aセンターのエントリーシート・筆記試験の内容


日本M&Aセンターのエントリーシートは履歴書、職務経歴書、作文『仕事と私』の2種類である。履歴書、職務経歴書は1次面接前、作文『仕事と私』は2次面接前に提出が求められる。履歴書、職務経歴書の内容は特に普通であるが、学生時代に熱中したこと・達成したことの記載が必須であるのが特徴である。

また、2次面接前の作文『仕事と私』は日本M&Aセンターのエントリーシートとして特徴的である。この作文に何を求めているのか?その意図は採用担当者のみぞ知るが、日本M&Aセンターの社員がワーカホリックが多いことを汲んで、プライベートよりも仕事を優先する人間であるアピールは必須であると個人的には考えている。

1次面接後に求められるWEBテストは適性検査eF-1Gであり、数理(計数・非言語)、言語(国語)、クリエイティブ系の3つの種類で構成されている。

日本M&Aセンターの転職面接の内容


日本M&Aセンターの面接は3回ある。1回目は人事と1対1、2回目は部長と1対1、3回目は役員と1対Nである。1回目の人事面接は約1時間で、自己紹介、志望動機に関する質問が30分、後半30分は人事より日本M&Aセンターの会社紹介である。2回目の部長面接は約1時間で、自己紹介、志望動機、作文『仕事と私』に関する質問が45分である。3回目は役員面接は約1時間で、当日の役員のスケジュールにより面接官の数はバラバラ、自己紹介、志望動機に関する質問が45分である。

全ての面接において共通している内容は、日本M&Aセンターは平均年収1,400万円であるけれど、その給与構成の90%はインセンティブ報酬であり、そのインセンティブ報酬はM&Aの制約数に応じて決まるため、入社1年目、2年目では成果が出る確率が低いため、MRの年収を一時的に下回る可能性があるけれど本当にいいの?を問う質問である。

また、日本M&Aセンターに入社した場合、MRが配属される確率が高い部門としては、譲渡希望企業を顧客にする売り手担当者でもなく、買収希望企業を顧客にする買い手担当者でもなく、病院、クリニックなどの業界担当者として売り手・買い手の担当者になるため、日本M&Aセンターの部門の中でも極めて忙しいけれど頑張れる?を問う質問である。

私が製薬会社のMRを辞めて戦略コンサルタントになった理由

私は新卒で製薬会社のMRになり、5年後に転職して戦略コンサルタントになりました。私が転職を考えたきっかけは、MRの営業効率化のツールとして戦略コンサルティングファームの支援により導入されたSaaSがあまりにもイケてなかったからです。

そのSaaSとは、MRが医師を何時に何処で訪問し、何の製品をどんなメッセージで医師に伝えたか?のデータを記録し、分析するツールでしたが、現実を知らない理想主義者の成果物感が満載でした。

なぜなら、MRはデータとして記録するほど医師に会えないし、話せないにも関わらず、仕事をしていないという不都合な真実を知られたくないため虚偽報告をするからです。

つまり、MRの営業効率化のためにビッグデータを構築するという理想は素晴らしいのですが、そのデータのリソースとしてMRの報告をベースにしたのは非常にイケてないと思ったのです。

MRを経験した人なら一瞬でも判ることが、戦略コンサルタントのようなインテリには何日感考えても判らないことを知った時、国内で数少ない成長産業である製薬会社の経営戦略に現実を知る人間として貢献したいという思いが芽生えました。

エムスリーによれば、製薬会社のMR関連費用は1兆5,000億円。つまり、製薬会社のMRの営業を効率化し、適正人数を再定義するだけで、新型コロナウィルスにより下落した日経平均対策としての日銀砲を何発も打ち込める貢献ができるのです。

これほどまでにスケールの大きな課題に対して、MR経験を活かして取り組むだけで遥かに良質なアウトプットを出せるのですから、やるしかないですよね。

高学歴20代MRが今すぐにでも経営コンサルタントに転職するべきたった1つの理由

MRが異業種に転職を考えた時、その候補の職種として経営コンサルタントを私は推奨している。なぜなら、医療業界におけるビジネス経験を活かしながら給料水準を維持できる数少ない職種が経営コンサルタントであるからである。また、経営コンサルタントは将来のキャリアの選択肢が圧倒的に広がるため、将来に不安を感じるMRは経営コンサルタントへの異業種転職を狙うべきである。

もちろん、営業経験しかないMRが経営のコンサルタントとして異業種転職に成功するのは非常に難しい。しかしながら、経営コンサルタントの顧客として製薬、医療機器メーカーの経営コンサルティング案件が増加する現況、MRが経営コンサルタントになれる機運は高まっているといっても過言ではない。

では、MRが経営コンサルタントとして異業種転職に成功するためにはどうすればいいのだろうか?そのためには、現在所属する会社の先輩、同僚、後輩MRの中で経営コンサルタントとして転職した人のスペックを分析することから始めるべきである。例えば、私を含め内資系大手製薬会社のMRから経営コンサルタントへ転職した知り合いは10人以上いるが、そのスペックは下記の通りである。

1.28歳/早稲田大学政治経済学部卒/プライマリー領域担当のMR経験5年
2.29歳/早稲田大学教育学部卒/プライマリー領域担当のMR経験7年
3.25歳/一橋大学商学部卒/プライマリー領域担当のMR経験3年
4.28歳/同志社大学商学部卒/プライマリー領域担当のMR経験6年
5.27歳/東京理科大学薬学部卒/プライマリー領域担当のMR経験4年

以上のように、MRから経営コンサルタントへ異業種転職に成功した人のスペックを分析すると、高学歴20代という類似したスペックが見えてくる。つまり、高学歴20代であれば第二新卒として経営コンサルティングファームの転職活動に成功できる可能性があるのだ。

もちろん、高学歴20代MRでなくても経営コンサルティングファームへの転職に成功する確率は0ではない。しかしながらその確率は統計学的有意に低率であるため、低学歴20代MRが経営コンサルタントを目指すのであれば、第二新卒以降、つまり転職時にキャリアのみが求められる30代での経営コンサルタント転職を見据え、まずはエムスリーマーケティング株式会社などのヘルステックの事業会社へ転職をすべきである。

以上が私の私見である。これはあくまでも私見であるため、第三者の意見としてデロイト、PwC、KPMG、EY、アクセンチュアなどの総合系コンサルティングファームの転職に強いエージェントである

アクシスコンサルティング

のエージェントの意見を聞くことを推奨する。なぜなら、私が製薬会社から経営コンサルタントへの転職を考えた時、BIG3の合格可能性を適正に評価してくれた唯一の転職エージェントがアクシスコンサルティングのエージェントであったからである。


30歳で年収1,500万円を稼げる確率が高い職種はMRで決まり

異論なし、以上。

で終わりたいところですが、以下補足を1000文字でします。私が30歳で年収1,500万円を稼げる確率が高い職種としてMRであると考える理由は、MRになるためには高学歴である必要がないこと、MRとして成果を残すために努力が必要ないことが理由として挙げられます。

MRになるためには最低限必要な学歴は大東亜帝国・産近甲龍・摂神追桃

例えば、Goldman Sachs、McKinsey & Companyなどの外資系金融・コンサルティングファームの年収は1,500万円以上を超えますが、入社できる人材の学歴水準は東大京大一橋、最低でも早慶以上です。つまり、年収1,500万円を目指したいと決意した年齢が20歳以降である場合、外資系金融・コンサルティングファームに入社することで年収1,500万円を稼ぐという選択肢がありません。

一方、武田薬工業、中外製薬、第一三共、アステラス製薬、エーザイなどの内資系製薬会社を除いた製薬会社へ入社するために必要な学歴は、大東亜帝国・産近甲龍・摂神追桃であれば十分です。例えば、國學院大學卒でノバルティスファーマへ入社した知人、甲南大学卒でアストラゼネカへ入社した知人など、低学歴であるにも関わらず製薬会社のMRとして活躍している人が私の周りだけでも溢れています。

MRとして成果を出すために最低限必要な要素は製品力

例えば、プルデンシャル生命保険の営業として年収1,500万円以上を稼ぐためには、最低でも1日8時間以上働く必要があるでしょう。なぜなら、保険の製品力は大同小異であるため、差別化するためには営業マンの人間性が問われるからです。つまり、顧客に人間として認めてもらうために費やす最低限の時間を確保する努力が必要なのです。

一方、MRは顧客に人間として認められなくても自社医薬品の製品力があれば医師は勝手に処方しますので、1度も医師と面会しなくても医薬品が売れます。つまり、MRが影響を与える範囲外の要素により成果が決まるのです。もちろん、MRの人間性が成果に与える影響は0ではないですが、その影響力は製品力に比べて統計学的有意に低いでしょう。

MRとして30歳までに年収1,500万円を稼ぐキャリアプラン

以上の理由より、高学歴でない人が30歳までに年収1,500万円を目指すのであればMRという職種を私は推奨します。例えば、私が亜細亜大学4年生であった場合、オンコロジー領域のあるノバルティスファーマ、アストラゼネカ、イーライリリー、サノフィなどの外資系製薬会社のプライマリーMRとして新卒で入社し、3〜5年後に社内異動でオンコロジーMRになり、3〜5年後にインスメッド、アミカス・セラピューティクスなどのバイオベンチャー企業のKAMとして年収1,500万円を稼ぐキャリアプランを立てるでしょう。

上記キャリアプランを実現するために必要なことは、高学歴や努力でなくポジショニング能力です。つまり、高学歴でなくても新卒で入社可能で、20代でもオンコロジー領域のキャリアを積め、努力しなくても成果が出る医薬品を販売する製薬会社におけるMR職種のポジショニングを獲得する能力です。もちろん、このポジショニングも簡単ではないですが、東大京大一橋の合格するよりもプルデンシャル生命保険で営業目標を達成するよりも、30歳で年収1,500万円を稼げる確率が統計学的有意に高いでしょう。

社内異動を希望するMRが社外異動をするべきたった1つの理由

マーケティング、営業戦略、営業推進、サプライチェーン、ファイナンスなど、営業部門からコーポレート部門への異動を希望するMRが跡を絶ちません。なぜなら、MRという職種に対する将来の不安があるけれど、現在の給料水準を落とすことができないMRが多いからです。このようなMRにとって

社内異動

は将来不安を解消しながら給料水準を維持できる唯一の方法ですから。しかしながら、上記のように考えを持つMRは非常に多いため、社内異動に成功する確率は統計学的有意に低いです。

知人の製薬会社の人事担当者曰く、コーポレート部門で欠員が出た時、1人の求人に対して50人を超える応募が社内から集まり、その内90%以上がMRを占めるのが現状です。

つまり、考えていることは全員同じなのです。そして、全員が同じことを考え、行動をしてる状況下では他者と差別化するのは非常に困難です。実際、社内異動に成功したMRは高学歴、帰国子女などのハイスペックな人材要件を兼ね備えているMRであり、そもそもがMRとしてファーストキャリアをなぜ選んだのか?理解しかねる人ばかりです。

では、ハイスペック人材でない普通のMRが社内異動に成功させるためにはどうすればいいのでしょうか?それは、社内異動を見据えて社外異動をするしかありません。

一瞬、90%以上の方が戸惑い、9%の方が怒り、1%の方が悲しんだことでしょう。ですが、私は本気です。ハイスペック人材でないMRが社内異動に成功したいならば社外異動する以外の選択肢はありません。なぜなら、MR職で得られた経験・スキルをコーポレート職は求めていないからです。

生活習慣病よりもオンコロジー・希少疾患領域、開業医よりも大学病院担当などMR職種の中では差別化になる経験・スキルは、コーポレート職種にとって大同小異でしかないのです。つまり、生活習慣病領域からオンコロジー領域、開業医から大学病院担当とMRとしてのキャリアを順調にステップアップさせてもコーポレート部門への異動に繋がらないという不都合な真実を受け入れなければなりません。

そして、社内異動を希望するMRは、MRとしての順調なキャリアを積むよりもエムスリーマーケティング株式会社などで製薬会社におけるカスタマーエンゲージメントを構築するデジタル戦略の立案、実行のキャリアを積むべきです。そうすれば、結果として統計学的有意に社内異動に成功できるでしょう。実際、私の知人の開業医担当の生活習慣病MRは、エムスリーマーケティング株式会社へ転職して3年後、外資系製薬会社のマーケティング部門への転職に成功しました。

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MR経験が売れなくなる時代が来る前に

MR(医薬情報担当者)としてのキャリアが売れなくなる時代が間もなく到来します。なぜなら、MRから他業界へ転職した人材が、その業界において一定の成果を出していないからです。

これまで、アクセンチュア、PWC、デロイトトーマツコンサルティングをはじめとした外資系コンサルティングファーム、日本M&AセンターをはじめとしたM&A仲介会社は医療業界における経験、知識を有する人材を積極的に採用してきました。

なぜなら、ヘルスケア市場は国内唯一の成長市場であり、自社のビジネスを拡大するため絶対に失敗できない市場であったからです。しかしながら、外資系コンサルティングファーム、M&A仲介会社はヘルスケア業界における経験、知識を有する社員を自社では抱えていませんでした。

製薬、医療機器メーカーをクライアントにする外資系コンサルティングファームにとって、ヘルスケア業界における経験、知識はクライアントとのコミュニケーションを円滑にするために必要です。寡占化が進む調剤薬局、病院のM&Aを斡旋するM&A仲介会社にとってヘルスケア業界における経験、知識はクライアントとのコミュニケーションを円滑にするために必要です。

以上の背景より、医療業界における経験、知識を補完する目的でMRに白羽の矢が立ったのです。そのため、現在では全く想像できませんが、MRとしてのキャリアさえあれば外資系コンサルティングファーム、M&A仲介会社へ転職可能な良き時代があったのです。

しかしながら、このような良き時代はあっさり終焉を迎えます。それは、外資系コンサルティングファーム、M&A仲介会社に転職したMRが一定の成果を出さなかったためです。たしかに、MRは医療関係者とのコミュニケーションを円滑にする能力は長けています。しかし、それがビジネスの成功には一切関係ないことが彼らのパフォーマンスにより判明しました。

このような経験を機に、外資系コンサルティングファーム、M&A仲介会社らは学習します。ヘルスケア業界でのビジネスを拡大するため医療業界における経験、知識を有する人材を積極的に採用する方針に変わりはないけれど、MR経験者を採用する場合、細心の注意を払う企業が増えたのです。以上のように、MRとしてのキャリアが売れる時代から売れなくなる時代に変わりつつあります。

ギリアド・サイエンシズ、3週間以内にコロナウィルスに対する抗ウイルス薬レムデシビルの臨床試験結果を公表する

米ギリアド・サイエンシズ(GILD)の株価が上昇している。2020年2月22日現在、ギリアド・サイエンシズの株価は69.70ドル、2018年11月以来の株価70ドルを超える勢いである。

株価上昇の理由は、ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス治験薬であるレムデシビルがコロナウィルスに対して有効性があるかどうかを検証した臨床試験の結果が3週間以内に判る可能性が世界保健機関(WHO)より公表されたためである。

コロナウィルスに対して有効性を示した薬は現在のところ存在しない。そのため、ギリアド・サイエンシズのレムデシビルが有効性を示せば株価は70ドルを統計学的有意に超えるであろう。

しかしながら、レムデシビル以外にも米アッヴィ(ABBV)の抗HIV治療薬であるカレトラも3週間以内に臨床試験結果が公表予定だったり、仏サノフィ(SNY)の抗マラリア薬であるクロロキンが有効である可能性を唱える学者もいる。つまり、コロナウィルス関連銘柄の本命はギリアド・サイエンシズ以外にも複数社存在するのだ。

世界保健機関(WHO)健康危機管理プログラムの責任者であるJanet Diaz医師によれば、コロナウィルスによる死者は全世界で少なくとも死者2,130人、感染者75,700人に達する。本来であれば、コロナウィルスはレムデシビル、カレトラ、クロロキンなどの対処療法よりも、ワクチンなどによる予防療法の確立が不可欠な疾患である。

しかしながら、ワクチンの有効性を示すには膨大な時間を要する可能性があるため、当面の間対処療法を確立することが急務であり、その期待がギリアド・サイエンシズの株価に反映されている。

インスメッド合同会社に転職する前に絶対に知っておきたい3つのこと

インスメッド合同会社とは


2020年1月20日、インスメッド合同会社が国内営業(MR)を立ち上げるようです。インスメッド合同会社とは、肺MAC症などの希少疾患治療薬を開発、販売するNASDAQに上場するバイオベンチャーになります。バイオベンチャーといえどインスメッドの時価総額は1200億円を超え、肺MAC症に適応のあるアリカイスという新薬を2018年より米国で販売しております。

2018年より販売を開始したアリカイスの売上高は、2018年第四四半期で9.8百万ドル、2019年第一四半期で21.9百万ドル、2019年第二四半期で30.0百万ドルと順調に売上を伸ばしております。現在の効果効能が難治性肺MAC症であるため、現在の対象患者数は12,000~17,000人程度でありますが、今後の肺非結核性抗酸菌症などへの適応拡大により対象患者数は200,000人まで増加する可能性がある薬です。

そして、インスメッドは2021年に日本市場におけるアリカイス発売を予定しているため、この度国内営業(MR)の募集を開始しました。ここで驚きなのが、アリカイスの対象患者数は米国よりも日本で多い可能性が示唆されていることです。肺MAC症の患者数は米国も日本も変わりがありませんが、肺非結核性抗酸菌症の日本人患者数は米国の150%以上と推定されております。つまり、インスメッド本国のMRよりも日本のMRの方がトップセールスになり得るチャンスを秘めているのです。

肺MAC症の治療薬アリカイスとは


アリカイスとは、治療選択肢のない難治性肺MAC症患者に対する治療薬であり、吸入薬としては唯一無二の薬になります。現在の適応では、標準薬による治療を継続したにも関わらず効果が確認されなかった難治性肺MAC症にしか使用できませんが、将来的には肺非結核性抗酸菌症に対する導入療法としてアリカイス、維持療法としてアリカイス等の治療選択肢になり得る可能性が十分にあり、患者数、治療期間の拡大が見込まれおります。

また、アリカイス以外にも第II相試験進行中である「INS-1」というパイプライン(新薬候補)を有しております。INS-1の効果効能は2型糖尿病、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)であり、インスリン抵抗性を改善することによる2型糖尿病の改善であったり、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者の排卵率、トリグリセライド、血圧を改善する可能性が示唆されております。

以上のように、インスメッド合同会社は名も無き米国のバイオベンチャー企業ではありますが、既に上市したアリカイスがあり、糖尿病関連の有望なパイプライン(新薬候補)を有しておりますので、転職に興味があるMRはインスメッド合同会社へ応募すべきです。なお、JAC Recruitment、クイック等で求人が来てないMRは、下記メールアドレスにご連絡頂ければエージェントをご紹介します。

healsy.jp@gmail.com

肺MAC症とは

肺MAC症とは、抗酸菌であるマック菌が肺に感染して発症する病期です。肺MAC症を含め、抗酸菌による肺疾患を肺非結核性抗酸菌症と総称しますが、主な原因菌はマック菌80%、カンサシ菌10%によるものですが、菌の種類は全部で150種類以上あります。

肺非結核性抗酸菌症の症状としては咳、痰、発熱、寝汗、体重減少などであり、胸部エックス線検査、胸部CT検査等により確定診断がされます。治療方法は原因菌により異なりますが、マック菌を原因とする肺非結核性抗酸菌症の場合はクラリスロマイシン、抗結核薬2種類による薬物治療を少なくとも1年半程します。