『週刊東洋経済:製薬大リストラ』を読んでの読書感想文

もしも私がMRで2020年12月14日発売の『週刊東洋経済:製薬大リストラ』を読んだら、

MRを辞めるリスク、MRを続けるリスク。どちらのリスクがハイリスクなのか?

を検討するでしょう。MRを辞めるリスクとは、成果に関係なく高待遇を得られる権利を放棄することです。MRを続ける最大のメリットは成果を出しても出さなくても1日労働時間8時間以下で年収1000万円以上の待遇を高確率で得られることです。

この既得権益を自ら放棄するのはなかなか難しいでしょう。特に、MR歴=自宅警備歴な人がMRを辞めて他の業界、業種に転職した場合、MR時代の待遇を手にすることは非常に困難です。

一方、MRを続けるリスクとは、現在のMRの給料、福利厚生を維持できなくなることです。MRという職種の将来不安を理解しているがMRを辞められない人の大半は、MR以上に給料、福利厚生を得られる業界、職種がないことを知っているからです。

たしかに、MRよりも給料、福利厚生が良いのは総合商社、コンサルティングファームなどの限られた業界、職種です。しかも、総合商社、コンサルティングファームはMRの1.5-2倍の労働時間であるにも関わらず、給料、福利厚生は1.2-1.5倍程度ですので、コスパで考えれば圧倒的にMRでしょう。

つまり、MRを続けるMRは職種に対する将来に不安があるものの、それをも上回る給料、福利厚生が得られるからMRを続けるのです。

そのため、『週刊東洋経済』をはじめMR不要論者にどんなにMRは不要であると煽られようが、MRの給料、福利厚生が現状を維持する限り何も気にしなくていいのです。

『週刊東洋経済』によれば、国内医薬品市場規模は10兆円であり、その17%程度である1.7兆円がMR関連費用です。将来的にMR関連費用は1兆円まで縮小するとエムスリー株式会社の代表取締役社長である谷村氏は予測してます。

つまり、MR関連費用を現在の1.7兆円から1兆円に削減するためには、現在のMR数57,158人を33,151人まで減らすか?MR1人当たりの年間費用約1,500万円を870万円まで減らせばいいのです。そして、製薬会社がMR1人当たりの年間費用削減によりMR関連費用を削減する方法を選んだ場合、MRを続けるリスクが生じるのです。

このように、MRを辞めてもリスク、MRを続けてもリスクがある場合、どちらのリスクを冒すべきか?と言えば、それは人によります。MRを辞めるリスクを冒すべき人は将来のキャリアを自分で切り拓く自信がある人です。一方、MRを続けるリスクを冒すべき人は手堅い利益を確実に手にしたい人です。どちらが正解か?答えはありません。

MRを辞めるリスク、MRを続けるリスク。MRであるあなたはどちらのリスクの方が受け入れやすいか?検討してみてください。

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