それでもMRがWEB面談をすべき理由

新型コロナウィルス感染拡大の影響により、MRの営業が対面からWEB面談形式へ移行しております。この移行に対して

医療機関に迷惑がかかるのでWEB面談はしない

と考えるMRの方がいらっしゃいますが、それは自分の首を自分で締めている行為に等しいです。なぜなら、MRの存在意義を決めるのはMRでもなく、医療機関でもなく、MRの雇用主である経営者だからです。そして、経営者がMRの存在意義を意思決定する時に参考にする指標が

MRの活動回数

です。例えば、製薬会社の経営者がMRの適正人数を決める時、下記のようなマトリクスを参考にします。

このマトリクスは、縦軸が医薬品の売上、横軸がMRの活動回数を示しており、4象限に分類されます。

①MRの活動回数が増加し、医薬品の売上が増加する

②MRの活動回数が増加し、医薬品の売上が減少する

③MRの活動回数が減少し、医薬品の売上が減少する

④MRの活動回数が減少し、医薬品の売上が増加する

この4象限の内、経営者がMRの存在意義を肯定するのは①のみです。つまり、新型コロナウィルス感染拡大の環境下であっても、活動回数を増加させない限りMRは自身の存在意義を肯定することができないのです。

また、③もMRの存在意義を肯定するように思えますが、減少したMRの活動回数に比例して医薬品の売上が減少することはありません。良くも悪くも医薬品は必需品ですから。

また、売上高が既に下落している医薬品がありますが、その原因は新型コロナウィルス感染拡大の影響により患者が医療機関を訪問しなくなったからという明確な理由があります。そのため、”MRの活動回数が減少したから医薬品の売上が減少した”という証明をするには無理があるのです。

以上より、医療機関に迷惑がかかるのでWEB面談をしないMRは自分の存在意義を否定してるも同然です。この環境下、MRの活動回数を増加させることがいかに無理があるか?元MRの私には分かります。

しかしながら、MRが不要かどうかを判断するのはMRの雇用主である経営者ですので、経営者にMRの存在意義を示すためにも”MRの活動回数が増加させ、医薬品の売上が増加させる”仕事をするしかありません。その仕事とは何か?考えることを楽しみましょう。

ポストMRに特化した転職エージェント「KAERU-J」を運営中の元MR、元外資系戦略コンサルタント。戦略的に職種変更、給料アップを実現してきた経験に基づいて、MRの方々を中心にした転職活動をお手伝い。転職相談をご希望の方は、Twitter「@So_Yamada_」またはアドレス「kaerujjj@gmail.com」までご連絡ください。

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